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知床

2022-05-24
知床
新緑の香りがすがすがしい季節になりました。
晴れた日には、太陽の日の下カラッとした気持ち良い風を感じながら深呼吸するのが日課です

本日はゴールデンウイークに訪れた北海道、知床での写真をアップいたします。
つい最近 、悲しい事故で話題になり辛く暗い印象を思い起こす知床ですが、
大自然を求める多くの観光客が訪れる憧れの地でもあります。

世界自然遺産に登録されている知床は、オホーツク海に面し、
それぞれ特徴のある滝や大きな岩などで豊かな自然が特徴です。

「知床」の名前の由来は、アイヌ語の「シリ・エトク(sir etok)」からきており、
「突き出した地」「地の果て」といった意味があるようです。

他にも知床半島のある斜里町の「斜里」は「サル・イ(sar-i)」は「葦が生えているところ」、
知床最大級の滝である「オシンコシンの滝」は「エゾマツが群生する場所」を意味するなど
知床にはアイヌ語が由来の特徴あるサウンドの名称がたくさんありとても興味深いです

また、知床の大自然には多くの野生動物たちが生息しています。
ヒグマやキタキツネ、シャチやアザラシなど、陸地の動物から海の動物までその種類は様々
中には絶滅危惧種にも指定されているシマフクロウも生息しています。
そんなシマフクロウはアイヌ語で「コタンコロカムイ(村を守る神)」と言われ、
昔から人々に崇められてきたとても貴重で神聖な存在でもあります

ゴールデンウイークといっても知床はまだ肌寒く、朝晩の気温はひと桁でした。
知床二日目はトレッキングを体験ラッキーなことに、自然遺産地域に足を踏み入れて間もなく、
道路わきを歩くキタキツネに遭遇することができました☆
ふわふわな尻尾が何とも愛らしい…
原生林を抜けると、オホーツク海と知床半島が広がり、知床連山の頂の残雪とのコントラストが
見事な風景でした

雨に降られたり、曇ったり、時々晴れ間が見えたりと天候は気まぐれでしたが、
そのおかげで虹を見ることができました(なんと3回も虹に遭遇できました!)
どの道を曲がってもどこまでも真っすぐ、そして野菜畑や田んぼも果てしなく続いていて
北海道の広さを改めて実感しました。
牧場にはたくさんの牛や馬が伸び伸びと放牧されており、青々とした牧草を食べていました。
ある牧場で、産まれて間もない赤ちゃん牛にも会えました
身体は大きいですが、まだ歯も生えていないベビーです☆

虹や野生動物に遭遇できたり、ベビー牛さんと触れ合えたりとラッキーが盛り沢山な旅でしたが、
宿泊先のホテルでは「田村まさか」さんのトーク&生演奏ショーも見ることができました☆
プロで活動されている彼の演奏を聴いてたくさんの宿泊客がうっとりしていました

全てが広大で、空気も食べ物も美味しく、大自然に癒された時間でした。
いつか、流氷の季節にもう一度訪れたいと思います(ネイチャーガイドさんのイチオシです!)
分厚い雲が雪国のようです
目線より下にある虹は新鮮でした
オシンコシンの滝
ふわっふわのベビー牛さん
知床連山
遠目で見るとご本人にしか見えません
歩道を歩くキタキツネ
天に続く道
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